北尾家
はじめての尾道、最初の目的地は日比崎町でした。
難解そうだし1時間探して見つからなかったら次!!って気持ちで出発。
坂道・細道・階段の洗礼、私有地と公道の見分けがつかぬ焦り、太陽の日差し…尾道。
とにかくやみくもに歩いていたら「あった~!!」でした。
子どものころNHKで放送された「ふたり」を観てからというもの北尾家は憧れの建もの。
薩谷和夫美術監督が手掛ける実加の部屋のとっちらかりぷりったら最高!!
本や楽譜や切り抜きが置きっパナシのしっパナシ(♪)。それでも窓ぎわには観葉植物を並べてたり
神永智也からもらった花束の包装紙を譜面台に挟んでる乙女心も見え隠れする実加の部屋が今も大好き。
(映画「転校生」一美の整頓された部屋も好き)
一方、和テイストで「アハアハアハアハ」と子どもの声で笑う糸繰り人形が揺れる千津子の部屋や
いつも整然と片付いているダイニングキッチンも最高!!住みたいっ!!
電柱のある細道
西土堂にある小学校脇の細い道を進んで行ったところにある場所です。
美加のごとく、ぴょん!!って電柱の隙間をすりぬけちゃいたい気分に駆られましたが
警戒心の強いネコとブロック塀の向こう側からゴキ登場で、ざわ…ざわ…しちゃって早々に退散。
実加と雄一が歩いた道①
艮神社の本殿横の階段+坂を上りきって突き当たりを右にズンズン進んで行ったところにある場所です。
尾道はネコのイメージが強いですが、この周辺はイヌ強しでした。
飼い犬は吠え、野良犬は高台から人間を静かに静かに見下ろしてきます…大迫力!!
お…おじゃましました~と早々に退散。
実加と雄一が歩いた道②
光明寺下歩道橋を渡って左、海福寺脇の小道を進んだところにある場所です。
何気ない景色がとっても良い。
でもこんなに撮影場所バラバラだったなんてビックリ!!
この時点で息切れ。
実加と雄一が歩いた道③
光明寺の山門越しにみた光明寺下歩道橋です。
この場面、なんてすてきなレイアウトなんだろう。
「ふたり」ってすてきなレイアウトだらけです。
実加と雄一が歩いた道④
光明寺下歩道橋上です。
尾道の街並を背景に線路のカーブも良い感じ。
この歩道橋からの眺めは鉄道ファンにも人気みたいです。
実加と雄一が歩いた道⑤
土堂小下歩道橋から撮影した光明寺下歩道橋です。
映画の中のTOSHIBA看板ポーズで水の中に飛び込みたいほどの暑さでした。
福本渡船までの道
本通り商店街 尾道通り脇の細い路地です。
映画の中では、これから不思議なことが起きそうな予感を醸し出している名脇道です。
福本渡船 尾道側(土堂)
ここに到着した頃には日が落ち始めていましたクタクタ。
尾道水道沿いには歩道デッキ、至るところにベンチ、整備されて便利になった風景もチラホラ。
雁木の風景も観ておくべきだった…。
福本渡船 向島側(小歌島)
乗船したフェリーは映画に出てきたのと違うフェリーでした。
2階に上がりたかったけど廃止になっちゃったのかな。
でもきっと2階に上がってる間に着岸しちゃう。
周りを見ると誰も私のようにソワソワしてない。
朝から夜まで頻繁に運行している尾道の日常風景。
長谷部家①
尾道水道沿いにある旅館 魚信(★)のお勝手口です。
撮影許可を頂いたとき、とても優しく応対していただき「泊まりたい…」と思いました。
この映画の魅力のひとつは鯔背な彼女、長谷部真子でもありますね。
第九の帰りに寄った喫茶店
千光寺ロープウェイの乗り場下にある茶房こもん(★)です。
2011年尾道の旅、一番最後に訪れた場所でした。
リンゴとアイスクリームの季節のワッフルとアイスコーヒーを注文。
この日は水分補給も程々に朝からゴハンも食べず一日中歩いてしまったので甘さが骨身に沁みました。
ワッフルのおかげで尾道の旅は最高の締めくくり。
でも、この尾道記事は映画の流れにそって載せているのでまだまだ続きます。
予感がした道
「電柱のある坂道」のチョコっと手前です。
この周辺のネコは余所者にヒジョーにキビシィーく感じたのでヒヤヒヤ。
バケツが転がった道
浄土寺山門前の道を海徳寺目指して進んで行ったところにある場所です。
この坂も急なので、振り返れば尾道の街を眺めることができます。
バケツがたどり着いた場所
「バケツが転がった道」の右奥にあたる場所です。
ここからは山陽本線の美しいカーブを眺めることができます。
発表会の会場①
浄土寺(じょうどでら)山門前から撮影した「夕陽の道」です。
「夕陽の道」と呼ばれているのはロケ地MAPをみてはじめて知ったのですが空が大きくみえる石畳の道です。
映画のように「雨の日も絵になりそうな道だわね~」なんて浸ってたら
本当に雲行きが怪しくなってきて焦りました。
発表会の会場②
浄土寺山門です。
発表会の会場も此方の方丈の間(重要文化財)で撮影されたそうです。
この日は催しがあったみたいで境内にはたくさん人がいました。
ピアノの発表会も好きなシーンのひとつです。
発表会で実加が披露した「シューマンのノヴェレッテ ヘ長調 作品21 第1番(♪)」
この曲のおかげで発表会のシーンがより一層、鮮やかな印象になりました。
年末は千津子と実加と真子の3人で第九聴きに行くのが恒例行事で
ホットココアを飲んだっけ…って設定、すてきすぎます!!